医療法人療明会 半羽胃腸病院の創設者である初代理事長 半羽健二は2023年5月26日をもって米寿を迎えるところでございましたが、その日を待たず4月30日に永眠いたしました。
若い頃からよく飲み歩き、釣りに行き、雀卓を囲み、かなり破天荒な振る舞いしていたようですが、人を楽しませることが大好きで、自分が楽しむことも大好きで、人に頼んだり頼まれたりするのも大好きで、そうやってどんどん周りに多くの人が集まってきて、人の和を大きく拡げていく、そういう才能を持った人物だったと思います。
晩年は日頃から職員や患者さんによく声をかける気遣いの人であり、そうして多くの方々に支えられ続けてもらいながら、最後まで理事長職を全うし、最後は自分の病院で共に働いた職員に見送ってもらうことが出来、やすからに旅立つことができました。
これもひとえに、これまで半羽健二を愛して下さった多くの方々、すでに先立たれた友人もたくさんおられますが、ともに歩んでくださったすべての方々のお陰だと思います。故人に代わりまして心から感謝し、お別れのご挨拶とさせて頂きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　半羽慶行